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2025-03-12 11:39:00

中村天風さんの名言(3)

 おはようございます。昨日は定休日でしたので、色々な予定がありました。本日は通常営業です。

 今日まで中村天風さんの「運命を拓く」で和多志が共感した部分を取り上げたいと思います。

 「信念の重大性は早くから、人生を考える學者や、識者には、感じられていたのである。」

 「現代の人間は情けないほどそれをそうと考えず、何でも、まず疑いから考えようとする。」

 「現代の人間、時に理知教養のある人ほど、諸事万端、他人事ばかりでなく、自分のことまで疑って人生を活きる悪い心持ちを持っているには、科学教育の余弊だといってもいい。」

 「人生にとって一番大事なことは信念であるということはわかっているが、それほど重大な信念は、そうすれば確立され、どうすれば信念が強くなるか、という実際の方法は誰も解いてはいないのである。ます信念を煥発することである。」

 「病があれば、ああ、ありがたいなあ、自分の活き方が悪かったから、神がそれを教える為に与えて下されたお慈悲だと、いつも先生がおっしゃっていらっしゃいましたが、和多志もそう思うようになりました。心が全然昔と違ってきまして、この頃では、憂いこと、苦しいこと、こっちから引き受けてする氣が出てきてるんです。有難うございます。」

 「自分自身の心の中の思い方や考え方がよくも悪くも自分自身をつくり上げるのだ。」

 「普段からの心がけに注意しなければいけない。"真"、"善"、"美"以外には、心を使わない、というように心してごらんなさい。」

 「”真”とは、偽りのない”まこと”」

 「”善”とは、”偏頗なき愛”をもって、ものに接する行為と言葉”」

 「”美”とは、”調和”」

 「わずかなことであるが、”心一つの置きどころ”である。」

 「宇宙霊という生ける大きな生命は、常に我々人間の心で思ったり、考えたりする事柄の中で、特に観念が集中し、深刻な状態の時に、その観念が、その事柄に注がれると、咄嗟にそれを現実の”すがた”に表現しようとする自然作用があるのである。」

 

○本書で引用されている偉人、聖人たちの”信念”についての名言

 釈迦「信ぜざれば救う能わず、縁なき衆生は度し難し」

 キリスト「まず、信ぜよ」

 マホメット「疑って、迷って、真理から遠ざかる者よりも、信じて欺かるる者、汝は幸いなり」

 孔子「信は万事のもと」

 メーテルリンク「能うべくんば、究むるもよし、さりながら究め能わざるものは、信ずるにしかず」

 ゲーテ「凡人というものは、何事も信念なく諸事に応接するために、自然に不可解な苦しみに悩んで、不安な生涯を送ることになる」

いかがでしたでしょうか?

和多志は、幼稚園の時に聖書を毎朝読んでいたので、キリストの言葉が潜在意識に入っているのかもしれません。「まず、信ぜよ」に非常に共感しました。

今日も素敵な1日をお過ごし下さい。あなたの心持ちがあなたの目の前の現実を創ります「わくわくしてお過ごし下さい。」

彌榮ー